陳総統再選、香港株式の急落要因にも

　20日に投開票が行われた台湾の総統選挙で、現職で民主進歩党（民進党）の陳水扁総統が、野党連合の統一候補、連戦・中国国民党（国民党）主席を僅差で破って当選、政権維持を果たした。現職総統が投票日前日に銃撃され負傷するという異例の展開となった総統選挙の結果は、連主席当選を期待していた中国中央政府と台湾の関係悪化が懸念される中、香港株式市場へのマイナス影響や、今年９月に予定されている立法会議員選挙への中央政府による締め付けは必至との懸念も出ている。（香港版編集部長・権田理恵）

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